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ネクソンら217社が決算発表、1Q営業益4割増でも上期予想は減益含み|決算ウォッチ

12日の日経平均は553円84銭高で続伸し、TOPIXは終値ベースの最高値を更新した。プライム平均株価も+0.52%で、10日の半導体一極の上げとは中身が違う。今日13日は217社が決算発表を行う予定だ。目玉のネクソン(3659)は1Qの営業益が39.8%増なのに、上期予想は6.4%減〜5.3%増というレンジで置かれている。1Q実績を引くと4〜6月は最大57.4%減になる。要注意D級にはRS Technologies(3445)を挙げた。

コマンドY2026/08/13

ネクソンら217社が決算発表、1Q営業益4割増でも上期予想は減益含み|決算ウォッチ
  • ネクソン(3659)は1Q営業益39.8%増でも、4〜6月は最大57.4%減の予想レンジ
  • 三越伊勢丹(3099)の今期計画は増収・営業増益なのに純利益は19.2%減という置き方
  • 要注意D級はRS Technologies(3445)。値幅6.68%は当日のプライムで最大

この記事でわかること
・☆【注目度S級】ネクソン(3659)
・◎【注目度A級】三越伊勢丹ホールディングス(3099)
・★【要注意D級】RS Technologies(3445)
・○【注目度プラス】トレンドマイクロ(4704)
・【本日発表予定】
・今後の決算発表予定

8月12日の東京市場

指標終値前日比
日経平均6万7524円06銭553円84銭高(+0.83%)
TOPIX4139.0038.39pt高(+0.94%)
プライム平均株価+0.52%
上げた銘柄/下げた銘柄983/53063.2%/34.1%

※「プライム平均株価」とは、東証プライムに上場する全銘柄の前日比騰落率を、単純に平均した当サイトの独自指数(詳しくは記事末尾)。

12日の日経平均は553円84銭高で続伸した。米国株は全般に安かったが半導体関連がしっかりで、後場に韓国の総合株価指数が上げたのをきっかけに半導体にもう一段の買いが入っている。中東情勢と原油高で上値は重かった。

注目したいのは、TOPIXが終値ベースで最高値を更新したことだ。指数の上げ幅そのものは日経平均+0.83%、TOPIX+0.94%と大きくないが、プライム平均株価も+0.52%で、上げた銘柄が983、下げた銘柄が530ある。

10日と比べると中身の違いがはっきりする。10日は日経平均が2.08%上げてもプライム平均株価は+0.45%どまりで、半導体という一部の値がさ株が指数を持ち上げた日だった。12日は3つの指標が同じ方向に、同じくらいの幅で動いている。薄く広く買われた日である。

お盆で商いは細っているが、直近1か月の調整で売り物もある程度は消化されている。そこへ今日の217社が乗る。

217社という数字の意味

今日13日に決算発表を行う予定なのは217社。内訳はプライム49社、スタンダード76社、グロース92社だ。

今週の並びは12日が203社、今日13日が217社、明日14日が354社。明日14日が、この期の決算発表としては最後の山になる。先週8月7日の680社に次ぐ規模だ。

そのあとは17日が6社、18日が3社、19日が2社と急速に減る。つまり持ち株の決算発表が今週にあるかどうかで、お盆の過ごし方はまったく変わる。

今日と明日で571社が出る。ここを越えれば、少なくとも決算発表という変数からはいったん解放される。逆にいえば、今日と明日は変数がもっとも多い2日間だ。またぐか降りるかを決められる時間は、今日の取引時間しか残っていない。

12月期の会社が今日出すのは2Q=上期にあたる。今日のプライム49社のうち、3月期の1Qが20社、12月期の2Qが17社と、この2つでほとんどを占める。同じ「四半期決算」でも、12月期の会社は1年の折り返し地点だ。通期計画に対する進捗が半分に乗っているかどうかが、はっきり出る。

☆【注目度S級】ネクソン(3659/情報・通信業)12月期2Q プライム

 見どころ:前期2025年12月期は、売上収益4751億200万円、営業利益1240億1200万円、親会社の所有者に帰属する当期利益920億5200万円だった。直近の1Q(2026年1〜3月)は売上収益1522億3400万円で33.6%増、営業利益581億6300万円で39.8%増、親会社帰属の四半期利益572億2500万円で117.8%増と、どの段階でも大きく伸びている。ここまでは明るい数字だ。ところが同じ短信で示された上期(1〜6月)の予想が、単一の数値ではなくレンジで置かれている。売上収益2591億9000万円〜2719億500万円(11.3%増〜16.8%増)、営業利益742億2200万円〜835億700万円(6.4%減〜5.3%増)、親会社帰属の四半期利益733億900万円〜804億200万円(70.4%増〜86.8%増)。1Qが営業益で4割近く増えていながら、上期は減益もありうるという置き方である。

 2Qで見る数字:この上期予想から1Q実績を差し引くと、4〜6月の3か月ぶんが出てくる。営業利益は160億5900万円〜253億4400万円。前年同期にあたる2025年4〜6月は、前年上期の営業益793億900万円から前年1Qの416億1100万円を引いた376億9800万円だった。つまり4〜6月だけを取ると57.4%減〜32.8%減という予想になる。売上収益も同じ計算をすると1069億5600万円〜1196億7100万円で、前年同期1188億5000万円に対して10.0%減〜0.7%増。売上はほぼ横ばいを見込みながら、営業利益だけが3割から6割落ちる形だ。したがって今日見るべきは、上期の着地がレンジのどのあたりに来るかと、その差が何によって生まれているかになる。費用が先行しているのか、それとも1Qに載った収益が一時的なものだったのか。会社は通期予想を数値で開示していないため、この上期レンジが唯一の物差しになる。

 スイング目線:12日終値は2526円で前日比2.33%高。3営業日前から6.07%高、20営業日では11.74%高と、上げてきた地点での発表になる。この日の高値2526円は終値と同値で、高値引けだ。出来高は295万4100株で20営業日平均の1.07倍、売買代金は74.0億円と当日217社のなかで最も厚い部類に入る。日中値幅は20営業日平均で3.42%。上げてきたところで、しかも「減益もありうる」と会社自身が示しているレンジの答え合わせを迎える。上にも下にも振れる材料がそろっている。

 Point:私がこの銘柄で気になるのは、見出しになる数字と会社が示した見通しが逆を向いていることだ。「1Q営業益39.8%増」だけを見れば好調そのものだが、会社が置いた上期レンジの下限は減益である。会社は1Qの勢いが4〜6月まで続くとは見ていない、と読むほうが素直だろう。私が『10万円を1年で100万円にする株式投資術』に書いたのは、株が動くのは決算の良し悪しそのものではなく市場予想との差だということだが、この会社の場合は比べる相手が市場予想ではなく、会社自身が出したレンジになる。レンジの真ん中に着地すれば「想定どおり」で材料出尽くしもありうるし、上限を超えれば話は変わる。いずれにせよ答えは今日の引け後に出る。私なら発表をまたがず、出た数字と翌日の出来高を見てから考える。

◎【注目度A級】三越伊勢丹ホールディングス(3099/小売業)3月期1Q プライム

 見どころ:前期2026年3月期は、売上高5456億2600万円で1.8%減、営業利益800億2000万円で4.9%増、経常利益865億8700万円で1.7%減、純利益760億9600万円で44.1%増だった。減収で営業増益、経常は減益なのに最終利益だけが4割以上増えている。そのうえで今期2027年3月期の計画が、売上高5600億円で2.6%増、営業利益815億円で1.8%増、経常利益800億円で7.6%減、純利益615億円で19.2%減増収・営業増益の計画を掲げながら、経常と純利益だけが減る形だ。

 1Qで見る数字:この計画のねじれは、2つの数字を追うと見えてくる。1つは営業外収支だ。経常利益から営業利益を引くと、前期は65億6700万円のプラス、前々期は118億1000万円のプラスだった。ところが今期計画は800億円-815億円で15億円のマイナスになる。前期からの振れ幅は80億6700万円だ。もう1つは税負担で、純利益を経常利益で割ると前々期59.9%、前期87.9%、今期計画76.9%。前期は最終段階での目減りが極端に小さかった。この2つが今期は正常な水準に戻る前提で計画が組まれている。したがって1Qで見るのは、まず営業利益が前年並みのペースで出ているかどうか。前1Q(2025年4〜6月)の営業利益156億5000万円は前期通期800億2000万円の19.6%にあたるので、今期計画815億円に同じ配分を当てると159億3900万円。160億円前後に乗るかが目安になる。もう1つは経常と純利益の関係で、前1Qは経常170億7900万円に対して純利益188億3800万円と、1Qの時点ですでに最終利益が経常を上回っていた。今期の1Qで同じ形が出るのか、それとも会社計画どおり縮むのか。ここが今期の減益計画の妥当性を測る材料になる。

 スイング目線:12日終値は3677円で前日比0.88%高。3営業日前から1.69%高だが、20営業日では7.71%安と、下げてきたところで直近数日だけ戻している位置だ。出来高は203万4600株で20営業日平均の0.93倍と、むしろ細っている。売買代金は74.6億円と厚い。日中値幅は20営業日平均で2.87%、直近5営業日では2.26%と落ち着いている。商いが細ったまま、下げ止まったかどうかがまだ確認できていない地点での発表になる。

 Point:この会社で取り違えたくないのは、どの段階の利益を見ているかだ。前期の「純利益44.1%増」と今期計画の「純利益19.2%減」を並べると急ブレーキに見えるが、営業段階では4.9%増から1.8%増へと、伸びが鈍るだけである。最終利益の落差をつくっているのは本業ではなく、営業外と税負担だ。私が決算で最初に見るのは売上・利益・前年同期比の3つだが、この会社に関しては営業利益で本業を測り、経常から下は「前期がよすぎた反動」として別に受け取るようにしている。発表後にニュースの見出しが「減益」と出ても、それが本業の話なのかどうかを確かめたい。見出しだけで判断すると、逆の方向に動くことになりかねない。

★【要注意D級】RS Technologies(3445/金属製品)12月期2Q プライム

S級・A級は誰もが見る。ここでは、その陰に隠れていて、しかも値が大きく動きやすい一社を挙げておく。注目度ではなく、値動きの荒さで見るべき銘柄という意味だ。

 見どころ:半導体向けのシリコンウェーハ再生と、その原料となる材料を手がける会社だ。前期2025年12月期は売上高767億700万円で29.6%増、営業利益142億8100万円で9.0%増、経常利益166億3500万円で6.2%増、純利益92億9700万円で1.6%減だった。売上が3割近く伸びているのに、純利益はわずかに減っている。そのうえで今期2026年12月期の計画は、通期が売上高840億円で9.5%増、営業利益154億円で7.8%増、経常利益172億円で3.4%増、純利益100億円で7.6%増。上期は売上高400億円で5.3%増、営業利益75億円で5.6%増、経常利益84億円で17.4%増、純利益50億円で31.6%増通期では1割に満たない伸びを見込みながら、上期の純利益だけ3割増を置いている。

 2Qで見る数字:直近の1Q(2026年1〜3月)は売上高191億5300万円で8.7%増、営業利益36億3000万円で21.0%増、経常利益42億4700万円で30.6%増、純利益19億2600万円で12.2%増だった。これを上期計画と突き合わせると、売上は47.9%、営業は48.4%、経常は50.6%まで来ている。ところが純利益だけは38.5%しか届いていない。残る4〜6月で30億7400万円を積まないと上期計画50億円には乗らない計算だ。1Qが19億2600万円だったことを思えば、この四半期だけで1Qの1.6倍を出す必要がある。前期の上期営業益71億300万円は通期142億8100万円の49.7%で、この会社の上期は通期のほぼ半分という配分だった。したがって営業段階は計画どおりのペースだと言える。見るべきは純利益で、上期計画の31.6%増という置き方が実現できているかどうかだ。

 スイング目線:12日終値は6800円で前日比0.58%安。日中値幅は20営業日平均で6.68%あり、当日217社のうち売買代金5億円以上の26社のなかで3番目、プライムの銘柄では最も大きい。売買代金は13.2億円で、この枠の基準である5億円を上回っている。出来高は19万3800株で20営業日平均の0.68倍と細っており、直近5営業日の値幅も6.06%と高いままだ。騰落は3営業日で0.44%安、5営業日で1.04%高、20営業日では10.53%安。下げてきたあと、細い商いのなかで日々6%以上振れている状態での発表になる。

 Point:要注意D級に挙げるのは、業績が悪い会社ではない。見ている人が少ないのに、値が動く会社だ。ネクソンのように売買代金74億円が集まる銘柄は、材料が行き渡って織り込まれている。この会社は代金13.2億円で、数字が出た瞬間に評価が変わる余地が残っている。私が『10万円を1年で100万円にする株式投資術』で中型株を重く見ているのは、この余地があるからだ。ただし要注意と付けているとおり、動くということは逆にも同じだけ動くということである。出来高が20営業日平均の0.68倍まで細っているところに決算発表が来るので、薄い板に注文が入れば値幅はふだんの6.68%よりさらに開きうる。純利益の進捗が38.5%どまりという事実は、上振れにも下振れにも読める。損をしない、あるいは損を最小限にすること。それが私の基本的な考え方だ。

○【注目度プラス】

上の3社ほど深くは追わないが、数字の背景を知らずに決算だけ見ると読み違える会社を挙げておく。217社もあると、こういう銘柄が一覧のなかに埋もれがちになる。

トレンドマイクロ(4704/情報・通信業)12月期2Q
 セキュリティソフト大手で、12月期なので今日出るのは2Q=上期にあたる。前期2025年12月期は売上高2759億8400万円、営業利益577億7700万円、純利益345億2300万円。この営業利益は前々期481億500万円から20.1%増えている。ところが今期2026年12月期の計画は、売上高3015億円で9.3%増なのに営業利益564億円で2.4%減、純利益366億円で6.0%増。増収なのに営業減益という置き方だ。直近の1Q営業利益155億5800万円は前年1Qの150億600万円から3.7%増で、通期計画564億円に対しては27.6%。前期は上期の営業益284億7200万円が通期の49.3%だったので、上期で通期計画の半分に届くかが1つの目安になる。12日終値は6966円で0.72%高、20営業日では11.60%高と上げてきた位置だ。売買代金59.6億円。

KADOKAWA(9468/情報・通信業)3月期1Q
 前期2026年3月期は、営業利益81億200万円で51.3%減、純利益12億7800万円で82.7%減と大きく落ち込んだ。注意したいのは、この前期が期中に何度も下方修正された結果だということだ。2025年8月の1Q発表時点で会社が掲げていた通期の純利益計画は114億円で、着地した12億7800万円はその11.2%にすぎない。そのうえで今期2027年3月期の計画は、売上高3003億円、営業利益101億円で24.7%増、純利益58億円で353.8%増。前期がここまで沈んだので、前年同期比は機械的に取ると跳ね上がる。見るべきは前年比ではなく計画に対する進捗のほうだ。前1Qの営業利益23億1800万円は今期計画101億円の23.0%にあたる。12日終値は3602円で0.87%高、20営業日では4.10%安。

サンケン電気(6707/電気機器)3月期1Q
 前期比を機械的に取ると、この会社ほど実態から離れる例は少ない。前々期2025年3月期は営業損益が37億8800万円の赤字なのに、純利益は509億3400万円の黒字だった。前期2026年3月期は売上高801億7500万円で34.1%減、営業損益47億2800万円の赤字、純損益97億9800万円の赤字。2期を並べると純利益が600億円動いているが、本業の営業損益は両期とも赤字である。今期2027年3月期の計画は売上高865億円、営業利益14億円、経常利益1億円、純利益10億円で、3期ぶりの営業黒字転換を掲げている。前1Q(2025年4〜6月)は営業損益3億8700万円の赤字だったので、今日の1Qで赤字幅が縮んでいるかがまず見るところだ。12日終値は8536円で2.18%安、20営業日では15.98%安と売られてきた位置にある。日中値幅は4.81%と当日でも上位。

PKSHA Technology(3993/情報・通信業)9月期3Q
 9月期の会社なので、今日出るのは3Qにあたる。直近の2Q累計(2025年10月〜2026年3月)は売上収益187億1200万円で前年同期比85.8%増と急拡大した。ところが営業利益は33億4700万円で5.9%減、純利益は18億6500万円で12.5%減と、どちらも前年を下回っている。売上が8割以上増えているのに利益が減る形だ。今期の通期計画は売上収益350億円で前期比60.8%増、純利益28億5000万円で6.2%増。売上は6割増を見込みながら、利益は横ばい圏に置いている。2Q時点の進捗は売上53.5%、純利益65.4%。前年は3Q累計の営業利益が46億3500万円で、3Q単独では10億7800万円だった。今日の3Qで、売上の伸びが利益に回り始めているかどうかが見どころになる。12日終値は3010円で3.79%高、出来高は20営業日平均の1.28倍と膨らんでいる。

加賀電子(8154/卸売業)3月期1Q
 電子部品商社で、前期2026年3月期は売上高6589億4100万円で20.3%増、営業利益278億2400万円で17.9%増、経常利益299億3000万円、純利益310億9900万円で82.1%増だった。純利益310億9900万円が経常利益299億3000万円を11億6900万円上回っている。前期は期中に通期の売上計画を5740億円、5950億円、6200億円と3度引き上げたうえで、6589億4100万円で着地した経緯もある。上振れを重ねた翌期の計画が、売上高6450億円で2.1%減、営業利益285億円で2.4%増、純利益200億円で35.7%減。減収で最終利益は3分の1以上減る置き方だ。前1Qの営業利益64億8400万円は今期計画285億円の22.8%にあたる。12日終値は5160円で4.03%高、20営業日では23.44%高と大きく上げた地点での発表になる。出来高も20営業日平均の1.30倍。

【本日発表予定】

今日13日に決算発表を行う予定なのは217社。市場別ではプライム49社、スタンダード76社、グロース92社である。上で取り上げた8社を除いた、プライムの銘柄を決算期ごとに挙げておく。

■3月期 1Q(19社)
ライフドリンク カンパニー(2585/食料品) / JPホールディングス(2749/サービス業) / オイシックス(3182/小売業) / ケイアイスター不動産(3465/不動産業) / 力の源ホールディングス(3561/小売業) / じげん(3679/情報・通信業) / ダブルスタンダード(3925/情報・通信業) / チェンジホールディングス(3962/情報・通信業) / カネカ(4118/化学) / アミューズ(4301/サービス業) / 日本システム技術(4323/情報・通信業) / ぴあ(4337/サービス業) / デジタルガレージ(4819/情報・通信業) / 古河機械金属(5715/非鉄金属) / ワイエイシイホールディングス(6298/機械) / スターゼン(8043/卸売業) / 光通信(9435/情報・通信業) / ビジネスブレイン太田昭和(9658/情報・通信業) / 学究社(9769/サービス業)

■12月期 2Q(16社)
六甲バター(2266/食料品) / すかいらーくホールディングス(3197/小売業) / 地主(3252/不動産業) / ファインデックス(3649/情報・通信業) / セレス(3696/情報・通信業) / GMOグローバルサイン・ホールディングス(3788/情報・通信業) / Appier Group(4180/情報・通信業) / テイクアンドギヴ・ニーズ(4331/サービス業) / メドレー(4480/情報・通信業) / 大幸薬品(4574/医薬品) / CAC Holdings(4725/情報・通信業) / サイボウズ(4776/情報・通信業) / バリューHR(6078/サービス業) / エル・ティー・エス(6560/サービス業) / マーキュリアホールディングス(7347/証券、商品先物取引業) / 建設技術研究所(9621/サービス業)

■9月期 3Q(3社)
ディア・ライフ(3245/不動産業) / GMOフィナンシャルゲート(4051/情報・通信業) / 日本ビジネスシステムズ(5036/情報・通信業)

■6月期 本決算(3社)
アイスタイル(3660/情報・通信業) / 澁谷工業(6340/機械) / キュービーネットホールディングス(6571/サービス業)

このほかスタンダード・グロースの銘柄が168社ある。

今後の決算発表予定

決算書Watchでは、またぎを推奨していない。
上がる株であれば、決算発表後も伸びるだろうから、そこで買っても遅くはない。
逆であれば、損切りしてマイナスを確定したほうがよい。
ただし、配当を目的にしている場合は、その限りではない。

明日14日は354社と、この期の決算発表としては最後の山になる。電通グループ(4324)、荏原製作所(6361)、日本電子(6951)、アルバック(6728)、ラクス(3923)、アシックス(7936)、シチズン時計(7762)、朝日インテック(7747)、GMOペイメントゲートウェイ(3769)などが控えている。プライムだけで54社だ。

その先は急に減る。17日が6社、18日が3社、19日が2社。18日はパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532)の6月期本決算、19日はあい ホールディングス(3076)の6月期本決算が出る程度になる。

つまり山は今日と明日で終わる。この2日で571社が出るので、持ち株の決算発表がこのなかにあるなら、またぐかどうかを決められるのは今日の取引時間だけだ。数字が良いか悪いかを当てにいくのではなく、持ち越すこと自体が賭けになっていないかを考えたい。

損をしない、あるいは損を最小限にすること。それが私の基本的な考え方だ。

「プライム平均株価」について

プライム平均株価は、東証プライムに上場する全銘柄の前日比騰落率を単純に平均した、当サイトの独自指標だ。時価総額でも株価水準でも重みをつけず、1銘柄を1票として数える。8月12日の対象は1556銘柄だった。

日経平均は株価平均型なので、株価の高い値がさ株の動きが指数に強く出る。TOPIXは時価総額加重なので、大型株や金融・内需の動きが効く。これに対してプライム平均株価は全銘柄を等しく1票として扱うため、「数のうえで上げた銘柄が多かったのか」を見るのに向いている。

12日はこの3つが同じ方向にそろった日だった。日経平均+0.83%、TOPIX+0.94%、プライム平均株価+0.52%。上げた銘柄は983で全体の63.2%、下げた銘柄は530で34.1%だった。10日は日経平均+2.08%に対してプライム平均株価が+0.45%と大きく開いていたので、同じ「上げた日」でも中身が違う。

ただし、これは日経平均より優れた指標という意味ではない。売買代金の大きい値がさ株の動きは、それ自体が相場の重要な情報だ。プライム平均株価は、値がさ株の影響を受けない見方をするとどう見えるか、という補助線として置いている。

なお株価は分割調整後の値を使い、前営業日と当日の双方に終値がある銘柄のみを対象にしている。この指標は当社が独自に計算したものであり、取引所等が公表する指数ではない。

※本文中の決算数値は、各社が公表した決算短信(ネクソン:2026年12月期第1四半期決算短信〔IFRS〕、三越伊勢丹ホールディングス:2026年3月期決算短信〔日本基準〕、RS Technologies・トレンドマイクロ・KADOKAWA・サンケン電気・PKSHA Technology・加賀電子:各社の直近決算短信)にもとづく。株価・出来高・日中値幅・売買代金は、JPX公式のJ-Quants APIによる2026年8月12日終値時点の値。日経平均の終値は日経平均プロフィルの公表値、TOPIXはJ-Quants APIによる。12日の市況は報道による。発表予定はJPX「決算発表予定会社一覧」による。

※本稿は、投資における情報提供を目的としたもので、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。株式の売買は自己の責任において、ご自身の判断で行うようお願いします。

記事を書いた人

コマンドY

スイングトレーダー。著書に『10万円を1年で100万円にする株式投資術』(2026年7月発行)。決算を「地雷を避ける」ための守りの道具として読み、上がり始めを出来高で確かめてから乗ることを基本にしている。

この記事を書いた人

コマンドY

コマンドYスイングトレーダー

大学卒業後、メーカーを経て広告代理店にてPR・広報のコンサルとしてと企業支援に従事。ところが新型コロナと50歳の節目が重なり、「このまま真面目に働いていていいのか?」と自問自答。一念発起し脱サラして、FIREを目指してスイングトレーダーに転身。現実はまだ“たき火レベル”だが、日々発表される決算書とチャートの動向と格闘している。最近ではAIを駆使し、銘柄研究を行っている。

※このサイトは「事業再構築補助金」を活用しています