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東京エレクトロンら124社が決算、3日で2割安から迎える1Q|決算ウォッチ

29日、日経平均は930円安の61,434円まで下げた。ただし、そのうち603円は東京エレクトロン(8035)1銘柄による押し下げである。同じ日、TOPIXはむしろ上昇した。指数が反対を向いたのは、日経平均が値がさ株の影響を受けやすい作りだからだ。本日1Qを出す東京エレクトロンは10.6%安の50,000円、3営業日で2割下げたところでの発表になる。同じ日に決算を出す京セラ(6971)はほぼ横ばい。この2社は、決算で見るべき点も違う。 要注意D級にはツガミ(6101)を挙げた。124社と発表が多い日なので、埋もれやすい5社の短評も付けた

コマンドY2026/07/30

  • 東京エレ(8035)は前期営業益10.4%減。今上期は42.2%増の計画で迎える1Q
  • 京セラ(6971)は前期営業益4.3倍。ただし今期は減収・純利益横ばいの計画
  • 要注意D級はツガミ(6101)。上期は28.2%増、通期1.1%増という計画の段差あり

決算の前に2割下げた株を、どう見るか

まず、なぜ下げたのかをはっきりさせておきたい。東京エレクトロンの下げは、この会社の業績が悪化したから起きたものではない。29日に出た売り材料は2つで、フィッチがAIの大規模投資を主要な信用リスクになり得ると警告したこと、そして前日から出ていた中国勢の半導体製造装置への参入報道だ。後者は装置メーカーにとって、商売敵が増えるという話になる。

ここで、指数の動きを見ておきたい。29日の日経平均は930.73円安の61,434.19円。ところがTOPIXは10.44ポイント高の3,974.03ポイントと、逆に上がっている

これは2つの指数の作り方が違うために起きる。日経平均は225銘柄の株価を単純に足して割るため、株価の高い銘柄ほど影響が大きい。50,000円の東京エレクトロンが1割下げれば、それだけで指数が大きく動く。実際この日、日経平均の下げ930円のうち603円は東京エレクトロン1銘柄によるものだった。ソフトバンクグループ283円、キオクシア150円、アドバンテスト112円、TDK 112円と、上位はすべて半導体・ハイテクの値がさ株が占めている。

日経平均 930円安の中身(2026年7月29日)

下げ幅の約3分の2は、東京エレクトロン1銘柄によるもの。日経平均は株価の高い銘柄ほど指数を動かす。

指数を押し下げた銘柄

東京エレクトロン▲603円
ソフトバンクG▲283円
キオクシア▲151円
アドバンテスト▲112円
TDK▲112円

指数を押し上げた銘柄

ファーストリテイリング+76円
コナミ+72円
リクルート+56円
KDDI+45円
トヨタ自動車+36円
数値を表で見る
銘柄 寄与度
東京エレクトロン ▲603.4円
ソフトバンクグループ ▲283.19円
キオクシアホールディングス ▲150.65円
アドバンテスト ▲112.23円
TDK ▲112.13円
ファーストリテイリング +75.63円
コナミグループ +71.90円
リクルートホールディングス +56.32円
KDDI +45.05円
トヨタ自動車 +35.87円
日経平均 終値 61,434.19円(▲930.73円)
TOPIX 終値 3,974.03pt(+10.44pt)

棒の長さは寄与度の絶対値。青が押し下げ、赤が押し上げを表す。同じ日にTOPIXは10.44ポイント高となっており、下げたのは相場全体ではなく半導体・ハイテクの値がさ株である。
出所:日経平均の寄与度は株式情報各社が公表した2026年7月29日の寄与度ランキング、指数の終値は共同通信の報道による。

対してTOPIXは、プライム全銘柄を時価総額で加重する。銘柄数の多い内需・金融・自動車の動きが効きやすい。この日はファーストリテイリング、コナミ、リクルート、KDDI、トヨタなどが指数を押し上げた側にいた。

つまり29日は、相場全体が悪かったのではなく、半導体という一部から資金が抜けて内需に移った日である。日経平均だけを見ていると「相場が崩れた」と読めてしまうが、それは指数の作りが半導体の下げを大きく映しただけだ。同じ日に決算を出す顔ぶれでも、オリエンタルランドは4.3%高、日本たばこ産業は2.0%高で引けている。

だから東京エレクトロンの2割安は、その会社の業績が壊れたのではなく、資金が抜けた側にいたということになる。ここを取り違えないことが出発点だ。同じ「1割安」でも、業績が直撃されて下げたのか、セクターから資金が抜けて下げたのかで、決算が出たあとの戻り方はまるで違う。

この2社は、決算で見るところが違う

指数の割れ方は、そのまま2社の読み方の違いになる。

東京エレクトロンは、数字より「反応」を見る銘柄だ。
 すでに3営業日で2割売られている。この状態では、良い数字が出ても資金が戻ってこなければ上がらないし、逆に期待の水準が下がっているぶん、悪くない数字で戻すこともある。決算の中身そのものより、発表後に出来高を伴って買われるかどうかが判断材料になる。

京セラは、逆に「数字そのもの」を見る銘柄になる。
 ほぼ横ばいで来たということは、株価に何も織り込まれていないということだ。資金の出入りに振り回されていないぶん、1Qの中身がそのまま評価される。前期に営業利益が4.3倍になった会社が、その水準を保てているかどうか——見るのはそこ一点でいい。

そのうえで、こういう日にまたぐのは平時よりさらに分が悪い。
 決算書Watchでは普段からまたぎを推奨していないが、理由は変数の数にある。決算の内容が良いか悪いかに加えて、抜けた資金がそのセクターに戻ってくるかどうかという、もう一つの変数が乗る。良い数字を出しても、資金が抜けている側にいれば売られる。読み切れる場面ではない。

下がったから買う、は理由になっていない。
 3営業日で2割下げた株は安く見える。だが下げ止まったかどうかは、下げ幅ではなく、その後の値動きと出来高でしか確認できない。私が『10万円を1年で100万円にする株式投資術』で繰り返し書いたのは、落ちてくるナイフを掴まないということだ。急いで拾わなくても、上げ始めてから乗れば間に合う。

持っている場合は、撤退ラインを先に決める。
 29日の日経平均VIは43.93まで上昇し、テクニカルでは4本連続の陰線となった。値動きが荒くなっている局面では、決めていない撤退ラインは守れない。いくらまで下げたら降りるかを、決算が出る前の、まだ冷静なうちに決めておく。損をしない、あるいは損を最小限にすること。それが私の基本的な考え方だ。

なお、下の各社の分析は前期までの実績と会社計画にもとづくものだ。29日までの下げを織り込んだ株価水準の評価ではないし、当日の着地を予想するものでもない。

7月30日 本日発表の決算 124社

木曜は124社。水曜の55社から倍以上に増える。半導体、電子部品、医薬品、銀行、電力・ガスと業種が広く散らばる日だ。
値が動きやすい3社について、直近の短信から「どこを見るか」を具体的に置いておく。3社目は、S級・A級の陰に隠れているが値動きが荒い「要注意D級」だ。そのあとに、深追いはしないが数字の背景を知らないと1Qを読み違える5社を短く付けた。発表が多い日ほど、見るべき銘柄は一覧の中に埋もれる。いずれも本日発表の1Qはこれからで、下の数値は前期までの実績と会社計画である。当日の着地を予想するものではない。

☆【注目度S級】

東京エレクトロン(8035/電気機器) 3月期 1Q プライム

 見どころ:半導体製造装置の国内最大手。前期(2026年3月期)は売上高2兆4,435億円で0.5%増、営業利益6,249億円で10.4%減。前々期が売上32.8%増・純利益49.5%増と大きく伸びた反動で、増収率がほぼ止まり、利益は減った。営業利益率は25.6%。ただし純利益は5,744億円で5.6%増と、営業段階の落ち込みとは逆を向いている。

 1Qで見る数字:この会社は通期予想を出していない。短信で示したのは今上期(2Q累計)だけで、売上1兆5,700億円(33.1%増)、営業利益4,310億円(42.2%増)という計画である。前期に減益だった会社が、上期だけで営業益4割増を置いた。ここが今日の焦点になる。前1Q(2025年7月発表)は売上5,495億円・営業利益1,446億円で、前期通期の営業益に対して23.2%を稼いだ。今1Qがこの水準を超えられるかどうかが、上期計画の現実味を測る最初の材料になる。

 スイング目線:29日は10.6%安の50,000円で引けた。24日の62,660円から見れば、3営業日で20.2%下げている。出来高は736万株と、24日の387万株から倍近くに膨らんだ。下げの理由は決算ではなく、中国勢の装置参入報道とAI投資への警戒だ。つまり本日の決算は、業績とは別の理由ですでに大きく削られた地点から始まる。数字が計画線に乗っていても、セクターから資金が抜けている間は反応が鈍いことがある。またぐより、発表後の反応を見てからのほうが分がいい。

 Point:通期予想を出さない会社の1Qは、比べる相手が「上期計画の折り返し」しかない。上期営業益4,310億円の半分、およそ2,150億円が一つの目安になるが、この会社は四半期ごとの振れが大きく、単純な折り返しでは測りにくい。私が『10万円を1年で100万円にする株式投資術』にも書いたように、株が動くのは good/bad そのものより「期待に対してどうか」だ。ここで注意したいのは、3営業日の2割安で期待の水準そのものが下がっている点である。つまりハードルが下がった状態で数字が出る。良い決算でも上がらないことがある一方、平時なら失望とされる数字が「思ったより悪くない」と受け取られることもある。事前の値動きが大きい銘柄ほど、決算の絶対値だけでは反応を読めない。
 ※本日発表の1Qはまだ出ていない。上の数値は前期までの実績と会社計画であり、当日の結果を予想するものではない。

◎【注目度A級】

京セラ(6971/電気機器) 3月期 1Q プライム

 見どころ:電子部品・セラミック・通信機器の総合メーカー。前期(2026年3月期)は売上高2兆702億円で2.8%増、営業利益1,181億円で332.8%増——つまり4.3倍になった。営業利益率は5.7%で、前期の1.4%から大きく改善している。当期利益は1,409億円で485.0%増。ただし利益率5.7%という水準そのものは、電子部品大手としてはまだ低い。前期が悪すぎた反動という側面が強い。

 1Qで見る数字:注目は今期(2027年3月期)の会社計画のほうだ。売上高1兆9,400億円(6.3%減)と減収を見込みながら、営業利益は1,300億円(10.0%増)を置いている。そして当期利益は1,410億円で、前期比±0.0%の横ばい計画だ。前期の当期利益485%増は税引前165.6%増を上回っており、営業の力だけで説明できる伸びではない。今期の横ばい計画は、その前提を会社自身が置いていないことを示している。前1Q(2025年7月発表)は売上4,780億円・営業利益185億円で、前期通期の営業益に対して15.7%にとどまる。1Qが薄い会社なので、進捗率で読むと低く見えすぎる。前年同期比で見るのが正しい。

 スイング目線:29日は0.1%安の3,613円とほぼ横ばいで、日経平均が930円安となるなかでは持ちこたえた形だ。3営業日でも2.1%安にとどまる。半導体装置ではなく電子部品・内需寄りの構成が、今回の売りの震源から外れている。ただし出来高は769万株と24日の334万株から倍以上に増えており、売り買いは活発になっている。時価総額が大きく、1Qの数字だけで方向が決まりにくい銘柄でもある。

 Point:4.3倍という数字は目を引くが、私は「何倍になったか」より「どの水準から何倍か」を見る。前期の営業利益率1.4%は、2兆円企業としては明らかに低い。そこから5.7%まで戻したのが前期の中身だ。会社が今期に減収計画を置いているのは、戻りきったという判断ではなく、まだ整理の途中だという読み方もできる。私なら1Qの利益率が5%台を維持できているかだけを見る。
 ※本日発表の1Qはまだ出ていない。上の数値は前期までの実績と会社計画であり、当日の結果を予想するものではない。

★【要注意D級】

S級・A級は誰もが見る。ここでは、その陰に隠れていて、しかも値が大きく動きやすい一社を挙げておく。注目度ではなく、値動きの荒さで見るべき銘柄という意味だ。

ツガミ(6101/機械) 3月期 1Q プライム

 見どころ:小型精密工作機械の会社だ。スマートフォンや自動車の小さな部品を削り出す機械を作っており、売上の大半を中国が占める。東京エレクトロンが「半導体をつくる装置」なら、ツガミは「その半導体を載せる機器の部品をつくる機械」を売っている。前期(2026年3月期)は売上収益1,291億円で20.2%増、営業利益361億円で54.9%増、純利益167億円で53.6%増。営業利益率は28.0%(前期21.7%)まで上がった。工作機械で28%は高い部類に入る。

 1Qで見る数字:今期(2027年3月期)の計画に、はっきりした段差がある。上期(2Q累計)は売上750億円(24.9%増)、営業利益195億円(28.2%増)と強気だ。ところが通期では売上1,450億円(12.3%増)、営業利益365億円(1.1%増)、純利益170億円(1.5%増)にとどまる。上期に28%増やして通期が1%増ということは、下期は減益を前提に置いているということだ。前期に営業益54.9%増だった会社が、今期はほぼ横ばいの通期計画を出している。この段差をどう読むか。前1Q(2025年7月発表)は売上317億円・営業利益86億円で、前期通期の営業益に対して24.0%を稼いだ。今1Qが上期計画195億円の半分、およそ98億円に届いているかが最初の目安になる。

 スイング目線:29日終値は5,890円。直近20営業日の日中値幅は平均6.65%で、これは本日発表する124社の中で最も大きい。売買代金は35億円あり、板が薄すぎるわけではない。出来高は20日平均の1.20倍。直近1か月では6.8%安と、大きく崩れてはいない。値幅が取れて、かつ売買もできる——この枠で取り上げる条件はそろっている。ただし中国依存が高い分、決算そのものよりも中国の設備投資に関する一言で振れることがある。

 Point:私がD級と呼ぶのは「業績が悪い株」ではなく、見ている人が少ないのに値が動く株のことだ。東京エレクトロンや京セラは情報が行き渡っているぶん、決算の内容がすでに織り込まれていることが多い。むしろこういう会社のほうが、数字が出た瞬間に評価が変わる余地が残っている。私が『10万円を1年で100万円にする株式投資術』で中型株を重視するのも、この余地を取りにいくためだ。ただし「要注意」と付けているのは、動くということは逆にも同じだけ動くからである。日中値幅6.65%が当日1位ということは、1日で6%動く可能性が両方向にあるということだ。値幅が取れる銘柄は、損も同じ速さで膨らむ。
 ※本日発表の1Qはまだ出ていない。上の数値は前期までの実績と会社計画であり、当日の結果を予想するものではない。

○【注目度プラス】

上の3社ほど深くは追わないが、数字の背景を知らずに1Qだけ見ると読み違える会社を挙げておく。124社もあると、こういう銘柄が一覧の中に埋もれる。

野村総合研究所(4307/情報・通信業) 3月期1Q
 前期(2026年3月期)は売上8,147億円で6.5%増と伸びたのに、営業利益は583億円で56.8%減、純利益にいたっては153億円で83.7%減まで落ちた。原因は本業の失速ではなく、豪州・北米子会社ののれん等の減損損失である。だから今期(2027年3月期)の計画は営業利益1,750億円(200.3%増)、純利益1,190億円(679.9%増)と一気に戻る形になっている。減損が消えるぶんの反動なので、前々期の営業益1,349億円と比べた29.7%増のほうが実力に近い。29日は2.1%高の5,493円で、3営業日では11.3%上げている。半導体の下げの震源から外れたITサービスに資金が入った形だ。1Qは、減損とは無関係の本業がその伸びを保てているかを見る。

武田薬品工業(4502/医薬品) 3月期1Q
 この会社は前期の数字が5月13日の短信から6月5日に修正されている。米国で慢性便秘症治療薬をめぐる反トラスト訴訟の陪審評決が出たことで訴訟引当金を追加計上し、営業利益は4,087億円から62億円へ、当期損益は1,523億円の赤字へと変わった。つまり前期比を機械的に取ると、実態とかけ離れた数字が出る。1Qを見るときは、この一過性要因を外して読む必要がある。29日は1.8%高の5,847円で、3営業日でも3.5%高。医薬品は今回の半導体売りの外側にいる。

みずほフィナンシャルグループ(8411/銀行業) 3月期1Q
 前期は経常利益1兆5,731億円で34.7%増、純利益1兆2,486億円で41.0%増。金利のある世界に戻ったことが、そのまま数字に出た1年だった。ただし29日は1.2%安の8,112円、3営業日では6.2%安と、内需が買われた日にむしろ売られている。銀行株は金利観測で動くため、内需・外需という分け方とは別の軸で振れる。1Qでは、この増益ペースが続いているかを見る。31日には三井住友フィナンシャルグループも出るので、比べて読むとセクターの温度がつかみやすい。

オリエンタルランド(4661/サービス業) 3月期1Q
 29日は4.3%高の3,030円、3営業日で12.9%上げた。本日発表する124社の中でも、直前の上げが最も目立つ一社だ。前期は売上7,045億円で3.7%増と伸びたが、営業利益は1,684億円で2.2%減、純利益も1,218億円で1.8%減と小幅な減益だった。増収なのに減益——著書でも書いたとおり、この形は「どこかに無理がある」と読む起点になる。上げてきた地点で決算を迎えるぶん、良い数字が出ても「織り込み済み」で下げる余地がある。

日本たばこ産業(2914/食料品) 12月期2Q
 12月期なので、本日出るのは上期にあたる2Qだ。この会社は四半期がすでに開示されているぶん、比べる材料がはっきりしている。今1Q(2026年5月発表)は売上9,239億円・営業利益3,045億円で、前1Q(8,269億円・2,487億円)から売上11.7%増・営業益22.4%増と伸ばした。本日の2Qは、この1Qのペースが上期を通して続いたかどうかを見る場面になる。前2Q累計は売上1兆7,345億円・営業益4,798億円だった。29日は2.0%高の6,781円で、内需・ディフェンシブとして買われた側にいる。

【本日発表予定】

以下も本日発表。保有していれば、またぎの判断が必要になる。

プライムの主な銘柄
塩野義製薬(4507/医薬品) 3月期1Q ── 感染症領域が主力。ロイヤリティ収入の振れが大きい。
清水建設(1803/建設業) 3月期1Q ── 大手ゼネコン。資材費と工事採算の改善が続くか。
日立建機(6305/機械) 3月期1Q ── 建機。29日は3.2%高、出来高が20日平均の2.9倍に膨らんでいる。
三井住友トラストグループ(8309/銀行業) 3月期1Q ── 信託。運用・不動産の手数料収入を見る。
コニカミノルタ(4902/電気機器) 3月期1Q ── 29日は3.4%高。低位株で値動きが軽い。
東京瓦斯(9531/電気・ガス業) 3月期1Q ── 原料費と電力事業。大阪瓦斯も同日に出る。
日本精工(6471/機械) 3月期1Q ── 軸受け。自動車生産と中国需要に連動する。
日鉄ソリューションズ(2327/情報・通信業) 3月期1Q ── ITサービス。29日に買われた側。
アンリツ(6754/電気機器) 3月期1Q ── 計測器。通信・半導体の設備投資に連動する。
スタンレー電気(6923/電気機器) 3月期1Q ── 車載ランプ。完成車の生産動向を映す。
日清製粉グループ本社(2002)/フィード・ワン(2060)/日本M&Aセンターホールディングス(2127)/カルビー(2229)/システナ(2317)/コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス(2579)/野村不動産ホールディングス(3231)/TISI(3626)/積水樹脂(4212)/NGK(5333)/ちゅうぎんフィナンシャルグループ(5832)/M&Aキャピタルパートナーズ(6080)/アイチ コーポレーション(6345)/椿本チエイン(6371)/マックス(6454)/沖電気工業(6703)/FPG(7148)/エクセディ(7278)/愛三工業(7283)/ノジマ(7419)/日本ライフライン(7575)/キングジム(7962)/三菱鉛筆(7976)/タカラスタンダード(7981)/蝶理(8014)/日本瓦斯(8174)/武蔵野銀行(8336)/秋田銀行(8343)/岩手銀行(8345)/芙蓉総合リース(8424)/みずほリース(8425)/栃木銀行(8550)/岡三証券グループ(8609)/丸三証券(8613)/東洋証券(8614)/水戸証券(8622)/いちよし証券(8624)/京阪神ビルディング(8818)/相鉄ホールディングス(9003)/ハマキョウレックス(9037)/NANKAI(9044)/北海道電力(9509)/大阪瓦斯(9532)/北海道瓦斯(9534)/メイテックグループホールディングス(9744)/NSD(9759)/ステップ(9795)

スタンダード・グロースの銘柄(出来高が細い場合があり、売買のしやすさに注意)
日本ケアサプライ(2393)/クラシル(299A)/AGS(3648)/伊勢化学工業(4107)/ニフティライフスタイル(4262)/Jストリーム(4308)/サイバートラスト(4498)/田谷(4679)/大阪製鐵(5449)/東北特殊鋼(5484)/カナレ電気(5819)/コロナ(5909)/東洋シヤッター(5936)/中央発條(5992)/ファインシンター(5994)/大豊工業(6470)/メディアリンクス(6659)/太洋テクノレックス(6663)/菊水ホールディングス(6912)/サノヤスホールディングス(7022)/ヒロセ通商(7185)/橋本総業ホールディングス(7570)/ミクリード(7687)/ジャパン・ティッシュエンジニアリング(7774)/アートネイチャー(7823)/きもと(7908)/野崎印刷紙業(7919)/東リ(7971)/中央魚類(8030)/三谷産業(8285)/東北銀行(8349)/HSホールディングス(8699)/空港施設(8864)/神戸電鉄(9046)/シーユーシー(9158)/兵機海運(9362)/キムラユニティー(9368)/沖縄セルラー電話(9436)/セゾンテクノロジー(9640)/ホウライ(9679)/帝国ホテル(9708)/NCS&A(9709)/大丸エナウィン(9818)/Genki Global Dining Concepts(9828)

今後の決算予定 ── またぎ注意

決算書Watchでは、またぎを推奨していない。
上がる株であれば、決算発表後も伸びるだろうから、そこで買っても遅くはない。逆であれば、損切りしてマイナスを確定したほうがよい。ただし、配当を目的にしている場合は、その限りではない。
明日31日は266社。今週どころか、今シーズンの山場がすぐそこにある。持ち株の発表日は、今日のうちに確認しておきたい。

■7月31日(金) 266社
村田製作所(6981)電気機器/三菱電機(6503)電気機器/デンソー(6902)輸送用機器/HOYA(7741)精密機器/第一三共(4568)医薬品/三井住友フィナンシャルグループ(8316)銀行業/キオクシアホールディングス(285A)電気機器/ZOZO(3092)小売業
 266社が一斉に出る。今回の半導体売りの震源にいるキオクシアもこの日だ。資金が抜けた半導体と、資金が入った内需。その両方の代表格が同じ日に決算を出すことになる。この日をまたぐ判断は、今日のうちに決めておきたい。

■8月4日(火) 77社
トヨタ自動車(7203)輸送用機器/三菱重工業(7011)機械/ダイキン工業(6367)機械/日本製鉄(5401)鉄鋼/三井物産(8031)卸売業
 来週はトヨタが出る。29日に買われた内需・自動車の側が、決算でも支えられるかどうかが見えてくる日になる。

■来週も発表は続く
 8月3日(月)72社、5日(水)167社、6日(木)299社。31日で終わりではない。むしろ6日の299社は31日を上回る。持ち株が来週に回っている場合は、日付を今のうちに確認しておきたい。

またがずに降りても、チャンスが消えるわけではない。良い内容で上がり始めたところに、出来高を確認してから乗り直せばいい。損をしない、あるいは損を最小限にすること。それが私の基本的な考え方だ。急ぐ必要はない。

※本文中の決算数値は、各社が公表した決算短信(東京エレクトロン:2026年3月期決算短信、京セラ:2026年3月期決算短信〔IFRS〕、ツガミ:2026年3月期決算短信〔IFRS〕、野村総合研究所:2026年3月期決算短信〔IFRS〕)にもとづく。武田薬品工業の前期数値は2026年6月5日開示の修正後の値、その他の銘柄の実績はJPX公式のJ-Quants APIが配信する各社開示値による。株価・出来高・日中値幅はJ-Quants APIによる2026年7月29日終値時点の値。日経平均・TOPIXの終値と29日の市況は共同通信の報道、日経平均の寄与度は株式情報各社が公表した2026年7月29日の寄与度ランキングによる。本日発表の第1四半期決算の内容ではない。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。
記載内容は将来の株価や利益を保証するものではありません。
株式の売買はご自身の判断と責任において行ってください。

コマンドY/スイングトレーダー
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この記事を書いた人

コマンドY

コマンドYスイングトレーダー

大学卒業後、メーカーを経て広告代理店にてPR・広報のコンサルとしてと企業支援に従事。ところが新型コロナと50歳の節目が重なり、「このまま真面目に働いていていいのか?」と自問自答。一念発起し脱サラして、FIREを目指してスイングトレーダーに転身。現実はまだ“たき火レベル”だが、日々発表される決算書とチャートの動向と格闘している。最近ではAIを駆使し、銘柄研究を行っている。

※このサイトは「事業再構築補助金」を活用しています